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前回の更新から1ヶ月以上があいてしまいました。しかもその間、飛行機に乗っていたのにかかわらず・・・。
先日、秋田県の乳頭温泉郷に泊まりで行ってきた記事です。
乳頭温泉郷について
場所は秋田県仙北市、乳頭山の山麓にある温泉です。全部で6軒の一軒宿と休暇村の計7軒の宿があります。大きな温泉地のような温泉街は存在せず夜はそれぞれの宿の中で過ごすことになります。
7軒いずれかの宿泊者が購入することができる「湯めぐり帖」を1,800円で購入するとすべてのお風呂に入ることができます。
※黒湯温泉は冬期休業しています。
山奥で車がない方も安心の、7軒の温泉宿を結ぶバス「湯めぐり号」が運行されています。湯めぐり帖が乗車券代わりとなります。
乳頭温泉郷のHPはこちらです。
乳頭温泉郷へいざ出発
盛岡在住のメリットを活かして盛岡駅7時58分発の「こまち95号」で旅のスタートです。
こまち95号は仙台を6時40分始発の新幹線です。新函館北斗行きのはやぶさ95号と併結されて最高320Km/hで走ってきましたが、盛岡で分かれて秋田新幹線(田沢湖線)へと乗り入れていきます。
田沢湖駅到着は8時31分の予定です
そのあとは8時45分発の乳頭温泉方面行きのバスに乗り換えるのですが、前日夜からの大雪で秋田方面からのこまちが軒並み遅れているとのことで単線行き違いの待ちが長くなり5分遅れで田沢湖駅に到着です。
この段階ではそんなに大雪感はありませんね。
羽後交通乳頭線
乗車するバスは羽後交通のバスです。JR田沢湖駅から田沢湖畔を経由して乳頭温泉に至る路線バスです。乳頭温泉の7つの宿のうち、3つの宿の目の前にバス停があります。
終点の蟹場温泉までで約50分です。
時刻表はこちらです(2017年12月現在)
https://ugokotsu.co.jp/wp1/wp-content/jikoku/present/nyuto.pdf
さて、私は8時45分発のバスに乗車です。下車予定は宿泊先の妙乃湯温泉。到着予定は9時30分です。
ちなみに乗客は私を含めて2名でした(笑)年末休み前で且つ大雪の平日ですから当然です。バスが進むにつれて雪がどんどん深くなっていきます。除雪はされているもののアスファルトの見えない圧雪路を慎重な運転で進んでいきます。
今回の旅行全般に言えることですが、目に入る風景に使われている色は、白と黒のみです(笑)
妙乃湯温泉前に到着
遅れるかと思ったら時間通り9時30分到着です。
宿泊予定の妙乃湯さんで「湯めぐり帖」購入するために玄関を入ると10時チェックアウトの方たちが大勢います。そりゃそうですよね(^_^;
そんなお忙しい時間に「今日、予約をしている〇〇ですが湯めぐり帖が欲しいです」なんてホントにすいませんm(_ _)m
部屋付きにしておくとのことでその場での支払いはありませんでした。
宿の方から「バスタオルはありますか?」と聞かれタオルだけですと言ったらバスタオルも用意して頂けました。途中で撮った写真ですが左の袋にバスタオルが入っています。湯めぐり帖と乳頭温泉郷のパンフレット、湯めぐり号の時刻表も頂きました。
湯めぐり帖
乳頭温泉郷の属する7つの温泉に入ることができるチケットです。またこれらの温泉を結ぶ「湯めぐり号」の乗車券も兼ねています。
各温泉の入口でスタンプを押してもらって入浴します。
それと、7ついっぺんには入れなくても安心です。有効期間はなんと1年間。
違う季節に来てもいいですね♩
ということで、湯めぐりに出発です。
鶴の湯温泉
最初に向かうのは鶴の湯温泉。乳頭温泉が紹介されるときには必ずと言って一番目に紹介されたり写真が使われたりする人気ナンバーワンの秘湯スターです。
妙乃湯温泉から湯めぐり号で約20分です。
こちらの温泉は秋田藩主の湯治場として使われていたそうです。写真左側の建物は警護のお侍さんが詰める本陣で江戸時代からの建物を宿泊施設として使用しています。
入口を入り進んでいきます。
最初は鄙びた山奥の温泉宿をイメージしましたが奥に進んでいくと、意外と人が多い!?
こちらの温泉は白湯、黒湯、中の湯と白湯と同じお湯の混浴露天風呂があります。
写真は撮ったらダメなんですが・・・・みんな撮ってました。一番上の写真は誰も入ってないところを撮ったのですが、おじちゃんおばちゃん観光客は私の入浴中の写真を撮っておりました(恥)
それと、各お湯には脱衣所があるのですがバスタオルを巻いて移動することもできるようなのですが・・・えーっと!バスタオル巻かずに移動しているおばちゃんに遭遇したことは内緒です。
写真には人は写っていませんがこの日は岡山県や兵庫県からの団体さんや外国人の観光客も大勢来ていました。
受付の人に「観光客多いんですね」と言ったらいつもはもっと空いてるのに今日に限って多いんですとのことでした。
一番混むのは紅葉の季節だそうです。その時期はもっと人で埋まるとのことでした。
こちらでは1時間20分過ごして12時20分の湯めぐり号で次の目的地へ向かいます。
蟹場温泉
鶴の湯温泉から25分ほどで到着。12時45分です。
ちなみに名前の由来は近くの沢に蟹がたくさん生息しているから。だそうです。
お風呂は岩風呂、木風呂と呼ぶ2つの内湯と建物から50m以上離れたところにある混浴露天風呂です。
先に2つの内湯に入ります。
そのあとは服を着て、靴を持って露天風呂へ続く別の玄関から外に出ます。
そして、大雪の中を・・・
進むと露天風呂が見えてきます。
脱衣所は壁で仕切っていますが扉はないので雪が吹き込んでいます。
寒いけど温泉は見るものにあらず!入るものです!脱衣所からお湯に入るまでは辛いですがここもいいお湯♩
周りの雪まみれの杉の木が風で揺れるのを見ながらのんびりお湯を楽しみます。
全部で3つのお風呂を1時間で回って次へ向けて出発します。
次の目的地は休暇村乳頭温泉郷です。
今回は湯めぐり号を待たずに徒歩で向かいます。距離は1kmくらいなので余裕かと思ったのですが途中、強風で積もった雪が舞い上がり視界がホワイトアウト!
一瞬後悔をしましたが遭難することなく無事にたどり着きました。
休暇村乳頭温泉郷
こちらは宴会場や会議室も備えた温泉リゾート施設です。
そして卓球もできます!
しかし、温泉に関しては掛け流しの温泉ということもあり侮れません。
そして、こちらに来たもう一つの目的は昼食をとること。しかし、昼食は13時30分で営業終了でした(><)ロビーで喫茶メニューが取れるとのことで「窯焼きホットケーキ」をコーヒーとセットで注文します。ホントに窯焼きかどうかは・・・(笑)
美味しくいただきました♩
こちらがメニューです。
さて、このあとは本日のお宿である妙乃湯温泉にチェックイン。
女性に人気で料理の美味しい宿として紹介されることが多い宿です。私は男性ですが料理は楽しみです。
が、続きは後日に