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2017年8月、SNS上では夏休み関連のアップが増えています。
私は少し早めに7月に休みを取ったのですが、混雑する時期は待ち時間が増えたり、予約が取りにくかったり、たくさんの人の流れで余計に疲れるなんてことあります。
それに、旅行費用も多客期ということで少々お高めだったりします。
しかし、航空会社の上級会員になると色々な優遇策で事がスムーズに運ぶようになります。
ここで、勘のいい人は「上級会員になるにはたくさん飛行機に乗らないとダメでその分の費用がかかるんでしょ?」となります。
答えは、「はい!そうなんですよ〜!たくさん飛行機に乗らないと上級会員になれないんです」となります。
しかし、「費用がかかるかと言われたらあまりかからない」ということになります。
胡散臭いですよね?(笑)
ここまで読んで胡散臭いと思った人は正常な判断力をお持ちですので安心してください。
ですが、胡散臭いと続きを見ないのはもったいないです。
ここから上級会員会員にどんなことをしてなるのかを書いていきます。
目次
- 航空会社の上級会員の有効期間は1年間プラスα
- 準上級会員であるスーパーフライヤーズ
- SFC取得のために飛行機に乗ることを「修行」という
- 修行の費用を捻出できる陸(おか)マイラー活動
- そのポイントサイトが怪しく感じる
- ポイントからマイルへの黄金ロード「ソラチカカード」
- 最大216,000マイルを最大345,600SKYコインへ
- 1年間の努力の後は16,200円でステータス維持
- まとめ
航空会社の上級会員の有効期間は1年間プラスα
私はANAの上級会員になるために「修行」をしてきたのでANAベースで書かせて頂きます。
※「修行」についてはあとで出てきます。
ANAには「マイレージクラブ」という会員プログラムがあります。
これは誰でも無料で登録をすることができます。これを仮に「平会員」とします。
この平会員から始まって、「ブロンズ」「プラチナ」「ダイア」とグレードが上がっていきます。
ステータスの基準は前年(1月1日〜12月31日)の獲得プレミアムポイントです。
プレミアムポイントとはマイルと別に搭乗ごとに付与されるポイントです。
同じ区間でも搭乗クラスや割引の有無で付与されるポイントは変動します。
※詳しくはこちら
プレミアムポイントとは|プレミアムメンバーサービス|ANAマイレージクラブ
30,000ポイント以上がブロンズ。50,000ポイント以上がプラチナ。そして100,000ポイント以上がダイヤとなります。
※ANAホームページから
これらのステータスは必要ポイント獲得後から翌年の3月31日までが「事前サービス」となり、4月1日から翌年3月31日までが本サービスとなります。
ただ、1度上級クラスに上がっても1年間のプレミアムポイントの獲得が基準以下だとステータスは落ちてしまいます。
つまり、乗り続けなければステータスは維持できない仕組みになっています。
準上級会員であるスーパーフライヤーズ
1度取得したステータスも乗り続けなければ維持できないのなら修行をする意味はないでしょう。意味がある(ように思う)からこそみんなは修行をします。みんなを引きつける「それ」は何か?
スーパーフライヤーズカード
プラチナとダイヤ会員の特典にスーパーフライヤーズカード(SFC)の申込資格というのがあります。このカードはいわゆるクレジットカードでありSFCカードはプラチナに近いサービス内容があります。はっきりと違うのはアップグレードポイントの違いくらいです。そして、カードの更新をしてる限りスーパーフライヤーズ会員特典は維持されます。
SFC取得のために飛行機に乗ることを「修行」という
問題はこのSFC取得のために、プラチナになる必要がある=飛行機にたくさん乗る、ということです。プラチナになるために必要な50,000ポイントを貯めるにはざっと50万円かかります(−_−;)
「ざっと」と書いたのですが、プレミアムポイントは「どの区間を、どのクラスで、どのような割引を受けて」が条件です。
1PP(プレミアムポイント)=◯円が固定されてるわけではありません。
プレミアムポイント獲得には効率のいい路線や効率のいい便があります。
その効率を表す言葉として「PP単価」というものがあります。
詳しくは別の機会に書きたいですが、PP単価を考えることで羽田と沖縄を1日で2往復してみたり、海外に行く時に前後に沖縄往復をくっつけたり、羽田空港から石垣島に行って約50分の折り返しで同じ機材に乗って帰るような(笑)一般的な常識がある人からすると、とても考えられない行動をしてしまいます。
まあ、どんな飛び方をしようとPP単価を10円で考えて50万円近くかかるのですが何故このようなことができるのでしょうか?
修行の費用を捻出できる陸(おか)マイラー活動
ANAのマイルは10,000マイル前後から特典航空券に代えられます。しかし、特典航空券で乗るとプレミアムポイントはもらえません。
実はこのマイルをANAのSKYコインというものに替えます。
1マイル=1SKYコイン=1円です。
しかし、ANAゴールドカードを持っている人が50,000マイル以上をSKYコインにすると80,000SKYコインになります。1.6倍ですね。
1.6倍です!
どぎつくいうと50,000円が80,000円になるわけです!
大きいですよね?
ん?50,000マイルもないって?確かにその通りです。
マイルを貯める方法
マイルを貯めるには①飛行機に乗る②クレジットカードの利用で貯まったポイントを移行する
ここまでは知ってる人も多いですよね。
私も以前は(今もですが)クレカ利用からマイルを数年かけて貯めていました。こうやって飛ばずにマイルを貯める人を陸(おか)マイラーといいます。
しかし、クレカは平均的に1,000円で3〜10マイルしか貯まりません。10万円使って1,000マイルです。50,000マイルなんてはるか彼方に感じます。
そこで出てくる第3の方法が「ポイントサイトの利用」です。
ポイントサイトを利用すると多い人だと1年で20万マイルくらいを貯めてしまいます。
だんだんと胡散臭さが増してきました(笑)
------2018年1月30日追記-------
以下のポイントサイトの記述については、ソラチカカードの制度改正によって2018年3月31日をもってポイントサイトで貯めたポイントをメトロポイントに移行できなくなります。私も大きく恩恵を受けたソラチカルートですが残念ながら閉鎖となります。
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陸マイラー活動の基本は「ポイントサイト」
ポイントサイトとは何か?
ポイントサイトとは何かをすると ポイントがもらえるサイトです。
さらに具体的に言うと、クレジットカードを作ったり、保険の見積もりを貰ったり、株やFXの口座を作ったり、モニタ案件といって外食してレポートを出したり。
その他にも楽天やヤフーで買い物する時にポイントサイトのリンクからアクセスするだけでポイントがもらえます。
そのポイントをマイルに移行するのです。
参考までにクレジットカードなどは1枚発行するだけで平均4,000〜6,000マイルになります。
楽天やヤフーの通販をよく使う方ならポイントサイトを経由するだけで購入額の1%くらいはポイントがつきます。うまく活用するとカードの買い物ポイントだけでは貯めることのできないほどのマイルを貯めることができます。
そのポイントサイトが怪しく感じる
さて、カードを作るとマイルが貯まる。しかも5,000マイル前後も!?
保険の見積もりをしたらマイルが貯まる。
胡散臭い!
まったくその通り!ではありません。
一番分かりやすそうなクレジットカードで説明をすると、カードを作る時、普通はどこで申し込みますか?
ありがちなのはショッピングセンターの通路で長机を出して入会募集中なんてのぼりを出してるところや、ガソリンスタンドでイケメンやカワイイスタッフに勧められるとか、銀行でキャッシュカードとの一体型を勧められたりなんてパターンではないでしょうか?
カードを発行してる側からすると会員獲得のために人手をかけたり本来の業務外のことをしたりでコストがかかります。
そして、そこにお客さんが来ない限り案内のチャンスもありません。
そこでポイントサイトです
カード会社はポイントサイトに1枚発行でいくらかをインセンティブとしてお支払いしますよ。ってことで取次を依頼します。ポイントサイトは取次で得られるであろうインセンティブからポチってくれた人にキャッシュバックではなくポイントを付与するわけです。
数年前に盛んだった光回線を契約するとパソコンが3万円引きなんてものに限りなく近いです。
ポイントサイトはポイント還元で集客をしてカード発行や買い物や見積もり依頼を利用してもらうことでインセンティブを得て収益をあげる。出稿企業もお客さんとの接点を増やして利用者増につながるというシステムです。
商売としては至極まっとうなものではないですか?
もし、胡散臭く感じるとしたら純粋なキャッシュバックではなくポイントバックだということでしょうか。
それと色々なポイントサイトがありその中にはいいサイトもあればイマイチなサイトもあります。
簡単に言うとポイントサイトは掲載されている広告を利用することでポイントを得られるということです。
が、それだけではない役割もあります。
ポイントサイトのもう1つの役割
ポイント。いま、世の中には色々なポイントが溢れています。Tポイント、ポンタポイント、携帯会社も小売店もポイントあるところが多いです。航空会社のマイルもポイントです。
そして、これらは互換性はありません。ローソンでTポイントは貯まりませんし使うこともできません。
実はポイントサイトはこれらのポイント間の移行に使うことができます。
例えばTポイントをポイントサイトである「ちょびリッチ」や「ポイントタウン」に移行してそこから別のサービスのポイントへ移行することができます。
手数料がかかったりで得になるか損になるかはありますが使用頻度の低いサービスのポイントを無駄なく使うことができるサービスとしての役割があります。
ポイントからマイルへの黄金ロード「ソラチカカード」
陸マイラーの話しをする時に避けて通れないのが「ANA To Me CARD PASMO JCB」通称「ソラチカカード」です。
このカードの何が凄いのか?
それはソラチカカードのポイントであるメトロポイントをANAマイルに移行した時の手数料の低さです。
私がよく使ってるポイントタウンを例に説明をします。
ポイントタウンの70,000ポイントを直接ANAマイルに移行すると1,000マイルになります。
これをソラチカカードを間に挟むようにすると2,700マイルになります。
手順としてはポイントタウンからPeXというポイントサイトに移行、そこからソラチカカードのメトロポイントへ移行してANAマイルに移行となります。ちなみにポイントタウンでは20ポイントは1円相当なので3,500円が1,000マイルになるか2,700マイルになるかの違いとなります。
ソラチカカードのメトロポイントからANAマイルへの移行は無制限ではなく20,000ポイント/月に制限されています。
私はほとんどありませんがポイントサイトの猛者は移行より貯まるペースが 早いソラチカ渋滞が起きてる方も多いようです。
ポイントサイトからマイルへの流れです。
最大216,000マイルを最大345,600SKYコインへ
ソラチカカードのメトロポイントは1ヶ月に最大20,000ポイントを18,000マイルに移行できます。その1年分が216,000マイルです。
その216,000マイルをANASKYコインに移行します。
この時にANAワイドゴールドカードを持っていると、1.6倍のSKYコインになります。
年間で345,600SKYコインです。
SKYコインは1コイン=1円換算で航空券購入に使えますので345,600円分の航空券代はここから賄えるようになります。
50,000PPを獲得するのに50万円かかるとすれば差額は154,400円です。
あとは乗って飛ぶだけです。
差額は自腹の人もいるでしょうし、お仕事が絡む人だとうまくできるかもしれませんよね。
1年間の努力の後は16,200円でステータス維持
めでたくプレミアム会員になってSFCカードを取得すればあとは年会費16,200円(ゴールドカード)を払って更新すればスーパーフライヤーズ会員を維持できます。
もちろんまったく飛行機(この場合ANA)を使わないなら年会費がもったいないですので、ご自身の今まで、そしてこれからのライフスタイルに合わせてでいいと思います。
まとめ
航空会社の上級会員になろう!
1年頑張ればあなたもSFC会員に!
元手はポイントサイトを活用しよう!
プラチナ会員になってSFCカードを作ろう!
会員特典を活かして快適な旅をしよう!
やってみよう!と思う方はこちらから
私が登録しているポイントサイトです。
ポイントタウン
最初に使ったのがここなので何となく一番使っています
ハピタス
1ポイント=1円で分かりやすいです
i2iポイント
私のTwitterタイムラインで話題になっています
ちょびリッチ
マイラーさん御用達。月初のモニター案件ページは繋がりにくいくらい。
PeX
ハピタスやポイントタウンの中継サイトとして使っています
ソラチカカード
ANAマイルを貯めるための必須アイテムです