2017 のんびりSFC修行 〜解脱済み〜

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夏も近づくスマホの海外使用 〜大手キャリアのスマホ海外使用はお高いイメージ?長期滞在か短期滞在かタッチかで答えは変わる〜

今日も当ブログへようこそお越しくださいました。

今日の話題はスマホの海外使用についてです。

(スマホ系の記事はアクセス数は伸びません(^_^; )

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梅雨入りのニュースも流れていよいよ夏が近づいてきています。

夏と言えば夏休み。夏休みと言えば海外旅行。かどうかは分かりませんが、陸マイラーブログやSFC修行ブログにTwitterを見ていると夏に限らず海外に行かれる方が多いです。

今、海外旅行に行く際の必需品と言えば!「パスポート!」は当たり前ですが、それと同じくらいに「スマートフォン」じゃないでしょうか?

私はシンガポール2回と台湾へ1回しか海外渡航歴がありませんが片時もスマホを手放せないくらいに使い倒したつもりです。

逆に、スマホがなければ旅行の充実度は半減以下だったかもしれません。

そんなスマホの海外使用ですが一番気になるのはやっぱり利用料金じゃないでしょうか?

一般的なイメージとしては海外でのスマホ(携帯電話)利用は「高額な」料金がかかるイメージがありますが果たしてどうでしょうか?

今回はその辺を書いてみたいと思います。

※文中で使用しているキャリアという用語は携帯電話会社ということです

 

海外でのスマホ利用パターン

①大手キャリアの海外使用オプション

②レンタルモバイル(Wi-Fi)ルーター

③現地キャリアのSIMへの差し替え

現時点(2017年6月)での一般的なイメージとしては①はかなり高額になる。③は詳しい人専門。②は使ったことある人も多いって感じでしょうか?

あくまで私の個人的見解でもありますので違うということもあるでしょうが・・・

今回は①の大手キャリアの海外使用について見てみたいと思います。

 

今までのケータイ海外使用は?

少し前の旧機種(ガラケー含む)は日本国内専用のような機種が多く、そもそも海外で使えないなんてこともありました。

その場合は現地で使える電話機そのものをレンタルすることもありました。

しかし、現在は海外販売と同一の機種が国内で販売されておりスマホを使用している大半の方はご自身のスマホを海外に持って行った際、そのまま現地でスマホを使用することができるはずです。

 

各社の海外対応サービス名称は次の通りです。

ドコモ----------「World Call」

au---------------「au世界サービス」

ソフトバンク---「世界対応ケータイ」

 

契約されているオプションサービスの中に上記オプションが手持ちの端末をそのまま海外で使用することができます。

これらのオプションは月額利用料金が0円なのでよほどの理由がない限り外されていることはないはずです。

そして、これらが付いていると契約しているキャリアに対応している現地キャリアにそのまま接続されます。(ローミングされる)

私の使用しているソフトバンクでは、空港に到着して機内モードを解除した瞬間にローミングの案内のSMS(ショートメール)が届きます。

それが届いた瞬間に現地キャリアに繋がっているはずです。

基本的に機内モードを解除するだけで使えるように「なっちゃう」んですね。

ここで1つ落とし穴があります。

 

データ(パケット)通信の費用は日本での契約と別枠

日本国内ではスマホ使用に際してパケットを従量課金で使うことはほぼないかと思います。

以前だと7GB/月だったり最近だと2GB〜30GB/月まで幅はありますが定額契約になっています。

しかし、海外での使用についてはこの定額契約には含まれません。

(後ほど触れますが現在は追加課金や条件によって含まれるケースが出てきています)

また、過去には海外でのパケット使用が完全に従量課金になるケースもあり思わぬ高額請求になることありました。

この手の高額請求トラブルは新聞等で「トラブル」として報じられることもありその頃のイメージが強く残って

「スマホ海外使用=高額」となっているような気もします。

 

海外使用料金横並び時代

これらの事態を受けて大手キャリアは海外でのパケット料金に上限制を導入しました。

ドコモは「海外パケ・ホーダイ」auは「海外ダブル定額」そしてソフトバンクは「海外パケットし放題」

よく似た名前以上にサービス内容はほぼ同じです。

1日約25MBまでのデータ通信は1,980円/日で25MB以上だと2,980円/日です。

ポイントは1日あたりということです。10日だと最大29,800円かかります。

 

高いですか?

 

ポイントとしては1日の上限を決めたこと2,980円払えば使い放題です。

日数で計算できますので分かりやすくもなりました。

料金的には大手3社に違いはありません。あるとしたら対応する国の数や現地のキャリアの違いで3Gしか使えないとか4Gのエリアの違いなどは出てきます。

ちなみにこれらの海外パケット定額は自動適用され際限のない高額請求が発生しないようになっています。

 

分かりやすくはなったけどきめ細かくはない

際限なくパケット使用代金が請求されることはなくなりました。 でも、やっぱり高いと感じる人が多いですよね。3日間目一杯使ったら約1万円になりますからねぇ。

 

各社の海外使用の差別化

分かりやすくはなったものの相変わらず国内と別立てで料金がかかり日数が増えれば増えるほど負担感が増える海外料金。

よく大手3社は横並びで違いがないと言われますが海外使用についてはよく見ると意外と違いがあります。

 

海外1dayパケ---ドコモ(2018年3月14日新規受付終了)

2013年12月から提供されている海外サービスです。

定額料金を払うことで24時間で30MBまでのデータ通信ができるサービスです。

料金については国によって違いがあり980円、1,280円、1,580円となっています。

データ量が30MBとちょっと弱いような気がしますが、アメリカをはじめとする対象国での「使い放題キャンペーン」が2017年9月30日までの期間限定で行われています。

www.nttdocomo.co.jp

 

世界データ定額---au

2016年7月より提供開始されているサービスです。対象国が限られますが申し込みから24時間980円で日本国内の契約条件でデータ通信ができるサービスです。

auSTAR会員の場合は毎月24時間分の権利がプレゼントされます。24時間分は無料で使うことができると言うことです。

auSTARについてはこちら

au STAR(スター)|au

注意点としてはパケットが足りなくなったときに自動追加する「データチャージ」を契約していないとダメなことです。

データチャージのオプション契約がないと海外ダブル定額になってしまいます。

あと、当然ですが国内でのパケット契約を引き継ぎますから残りが少ない状況などでは追加パケットの購入が必要になることはいうまでもありません。

www.au.com

 

アメリカ放題---ソフトバンク

2014年9月開始のサービス。ソフトバンクで「対応機種」を使っている人がアメリカ本土やハワイ滞在中に通話やSMS、データ通信が使い放題になるサービスです。

重要なのはソフトバンクが買収をしたスプリントのネットワークに繋がっていることと対応機種であることですが追加料金なし(キャンペーン期間中)でパケットが使い放題になることは嬉しいですね。

※通話に関しては日本とアメリカ以外に発信したものは有料

※アメリカ国内でも対応しない地域あり

ちなみにキャンペーン期間が終わっても980円/月でサービス提供されますからかなりお得感はありますね。

www.softbank.jp

 

注意点

特にauの世界データ定額に言えるかもしれませんが、私などは海外に行くとスマホのデータ通信量が確実に増えます。写真を撮ってSNSにアップしたりLINEで知り合いに送ったりする量が確実に増えます。

また、Googleマップの使用も増えます。地図を動かすたびにデータ通信がされます。そんなに大きなデータ量ではありませんが塵も積もればの世界で意外と通信量がかかっています。

他にも次にどこに行こうとか以前のガイドブックの役割をスマホが担っていますよね。

確実に日頃よりは使用量が上がると考えてください。

余談ですがモバイルバッテリーもお忘れなく。スマートフォン電池なければただの板。

 

まとめ

海外旅行のために契約している携帯会社を変更するということはほとんどないと思います。ですが、だからこそ、自分の契約している携帯電話会社がどのような海外サービスを用意しているかを知っておくのは悪くないと思います。

 

アメリカ本土やハワイで数日以上を過ごすようなら圧倒的にソフトバンクがお得です。

また、弾丸旅行やタッチ(SFC修行してる人にしか分からない?)で1日使えればいいという人ならauでしょうか(auSTARに登録していれば無料ですからね)

同じく1日使用で対象国なら980円/日で使い放題のドコモも国内でのパケット契約を使わない分お得です。

※使い放題キャンペーン中

しかし、ドコモの場合使い放題対象国以外だと30MB/日は少なく感じますね。

 

複雑な設定がなく国内と同じ使い勝手は便利

ソフトバンクのアメリカ放題以外は1日単位で追加料金がかかります。安くなったとはいえそれなりの負担になるのも事実です。

詳しい人はモバイルルーターをレンタルしたり現地キャリアのSIMを使うこともあると思います。

ですが、私の個人的見解としてモバイルルーター経由でスマホを使う場合、ルーターへの接続というワンクッションが入りいつもの感じで使えなかったり持ち物が増えたり、充電の必要な機器が増えるなど面倒くさいです。

また、現地SIMは条件が合えば激安ですが、SIMの差し替えや設定、抜いたSIMの保管などが必要でそれこそ知識が必要な世界です。

(シンガポールチャンギ空港でSIMを購入した際は支払後にiPhoneを渡したら差し替えと通信確認はやってくれましたがどこでもいつでもやってくれるとは限りません)

 

事前準備が必要な場合はありますが、最低限の確認や設定で運用できる海外使用オプションは条件によってはけっこう魅力的ではないでしょうか?

 

結論

長いタイトルに「答えは」と付けましたがたぶん正解はありません。

すいません(^_^;

ただし不正解は1つあります。それは・・・

「よく分からないから使わない」

これは非常にもったいないです。このブログを読んでいただいている方には絶対にないとは思いますがスマホユーザー全体で見たらそのような方もまだまだいらっしゃるのではないでしょうか?

ですので、強引に結論を付けるなら大手キャリアの海外オプションは最大2,980円/日で契約しているキャリアによっては追加料金なしで使えたり主要国であれば980円/日の場合もあるということを知って「自分ならどうなるのか?」を調べて

「しっかりと使いましょう!」

ということにさせていただきます。

せっかく持っているスマホで充実の海外旅行・海外修行を行えますように!

 

※記事内容は2017年6月現在の情報をもとにしています。

各社の施策が変わる場合がありますので最新情報は各社WEB又はショップ等でご確認ください