ネットを見ていると次期iPhoneでとされるiPhone8の話題も増えてきていますが
今回はiPhone7(iPhone7Plus含む)とApplePayの記事です。
- ApplePay 使ってますか?
- ApplePayとは3つの電子マネーの総称
- 日本のiPhoneは日本仕様なのでAppleは本気
- だからキャンペーンが盛り沢山
- 安全性は「おサイフケータイ」以上
- 最後に
ApplePay 使ってますか?
JR東日本の駅に行くと旅行に行きたくなるポスターがたくさん貼られています。
その中に混じって去年から継続して貼られているものに「SuicaをiPhone7で」なんて書かれているポスターがたくさん貼られています。
他にもテレビCMもApplePay関連が多いです。カード会社が競うようにApplePayのCMを流しています。
日本ではiPhone7の発表時にSuicaをはじめとする日本の電子マネーに対応したことがニュースの中で大きく取り上げられていました。
そんなiPhone7も登場から6ヶ月以上経過していますがみなさん
ApplePay
使っていますか?
ApplePayとは3つの電子マネーの総称
使っている方なら分かると思うのですがコンビニなどで支払いの際に
「ApplePayで!」と言ってもダメです。
現在日本で提供しているApplePayは従来から日本で使われていた3種類の電子マネーのiPhone上での総称です。その3種類とは。
Suica
iD
QUICPay
以上の3種類です。
こんなロゴ見たことありませんか?なければお買い物の時にレジ周りでちょっとだけ気にしてみてください。貼っているお店意外と多いですよ。
日本のiPhoneは日本仕様なのでAppleは本気
iPhone7から日本でApplePayが開始されました。しかし、海外では2世代前のiPhone6からApplePayが使えます。
日本がiPhone7から(という雰囲気)なのは日本のApplePayと海外のApplePayでは仕組みが違うからです。詳しいことは省きますが日本の電子マネーのほとんどはソニーが開発をしたFeliCaというシステムを元に動いています。しかし、海外ではFeliCaはほとんど採用されていません。従来のiPhone6/6sはFeliCaに非対応だったのです。
日本のiPhone7はFeliCa対応
現在の日本で販売されているiPhone7はFeliCaに対応していますが、海外で販売されているiPhone7はFeliCa機能は使えません。わざわざ日本向け仕様にしているわけです。
Appleと組む場合は「結果にコミットする」ことが必要
公然の秘密ではありますがiPhoneを販売している大手携帯3社はAppleに対してiPhoneの販売台数・自社内シェアなどについて取り決めた数字があると言われています。
未達成だと取り扱い条件や仕入れ条件、最悪は取り扱いの可否までが左右されると言われています。
そう考えると、わざわざ日本向け仕様にして日本の電子マネー業界のシステムをある程度丸呑みするというApple的には妥協とも言える状況で開始しているのが日本のApplePayです。
参入しているJR東日本や各カード会社に対して何らかの条件が合って当然です。
「てめえら。しっかり利用者を確保しろよ!」
こんな感じでしょうかね。さらにいうと
「手抜きしたらどうなってるか分かってるよなぁ?」
こんな感じでしょうか?
カード会社も必死なはず
カード会社的には発行枚数が劇的に増やせる時代ではありません。さらには人口が増えないわけですから優良顧客を他社に持って行かれることも避けなければいけません。
従来は電子マネーは普及をしてもモバイルの世界ではガラケーの減少とおサイフケータイ非対応のiPhoneの増加で先行きが不透明でした。
そこへ最大シェアを持つiPhoneが既存システムで利用できるようにしてきたわけです。iPhone7にみんながしなくても、今から2〜3年すれば国内で使われているiPhoneはほとんどがFeliCa対応ApplePay搭載機種に置き換わるでしょう。
そう考えたらApplePay非対応っていうことは今後の競争上、大きな減点になると考えるのが普通じゃないかと思います。
使えるところは増えています
これまで日本の電子マネーは自分のよく行く店で自分が使いたい電子マネーが使えないことが問題でした。今も完全に解消されているわけではありませんが、これもApplePay開始後に急速に改善されつつあります。
例えばマクドナルド。従来はiDとEdyとWAONのみでしたが順次電子マネーの取り扱いが増えます。
モスバーガーも導入予定です。電子マネーについては対応が少ないですが現金しか使えなかったファストフードでの導入は今後さらに増えるのではないでしょうか?
増えてると言いながらファストフードの例だけですが(^_^;
コンビニはほぼフル対応です。本屋さんでも使えるところ多いです。スーパーでも種類が限られてもまったく対応しないところはありません。
だからキャンペーンが盛り沢山
今現在、カード会社とJR東日本はApplePay関連のキャンペーンが盛り沢山です。
キャンペーンはこちらのブログが分かりやすそうです。
ただし、このあまりにも遅いタイミングの私の記事ですいません。
3月いっぱいで終わってるキャンペーンもあります(^_^;
しかし、前述の通り競争が激しいのとAppleさんへのお約束もあるでしょうから形を変えたり期間の延長などで何らかのキャンペーンはまだまだ続くのではないでしょうか?
キャンペーン内容としては「ポイント〇倍」とか「キャッシュバック」がほとんどですが条件さえ合えば実際にお得ですよね。
安全性は「おサイフケータイ」以上
※ただしSuicaは除く
電子マネーと聞くと安全性に不安を持つ方が多いですが、ApplePayの安全性は非常によく考えられています。
使うには指紋認証が必要
ApplePayでのiDとQUICPayは手持ちのクレジットカードをiPhoneに読み込ませてカード払いをしているのと同じです。
安全性という点ではTouchiD(指紋認証)がカード払いのサインや暗証番号の役割を果たします。Walletアプリで使いたいカードを選んで指紋認証をしながらリーダーにかざせば支払いができます。
ガラケー以来の日本のおサイフケータイでは暗証番号や指紋なしで決済できてしまいます。仮にiPhoneを落としてしまっても拾った人はApplePayで買い物はできません。
※Suicaは自動改札機で歩く速度を落とさないように指紋認証が省けるエクスプレスカードという扱いになっています。そういう意味では従来のおサイフケータイ同様チャージしている分は使われてしまうことはあり得ます。
落とした紛失したはリモートで削除
大事なことは設定で「iPhoneを探す」がオンになっていることと、AppleiDとパスワードが分かること。
これさえ問題なければネットに繋がったパソコンから簡単に削除ができます。
最後に
iPhone7シリーズを使っているならApplePayを使ってみないのはもったいない限りです。安全性も考えられていて便利です。そしてずっとではないにしてもいろんなキャンペーンがあります。
クレジットカードを作ったらApplePayへの登録と活用してみませんか?