ファーストキャビン
いろいろな方がすでにブログで取り上げていますが先日(2017年3月)のSFC修行の際にファーストキャビン博多を利用したので記事にしてみます。
まずファーストキャビンとは
HPを見ると「飛行機のファーストクラスをイメージしたコンパクトホテル」だそうです。法律的にはカプセルホテルと同じ扱いのようで個々の部屋には施錠はできないようになっています。
カプセルホテルと違うのは一人あたりの空間が広いこと、はしごを登らなくてもいいこと、ちょっと高級感があることでしょうか。
2009年に大阪の難波に1号店を出しています。そして京都に2号店。
そして、コンセプトに近いところで3つめは羽田空港の第1ターミナル内にできて2017年3月現在全国に12店舗を展開しています。
かなり早い段階からカプセルホテルの新形態などとトレンド雑誌などで取り上げられることが多かったです。
部屋は
お部屋は2クラス制でファーストクラスとビジネスクラス。まさに飛行機の世界です。
広さは4.4㎡と2.5㎡です。ビジネスは面積とベッドがほぼ同じになります。入り口にごくわずかな靴置きスペースがあるくらいです。
ファーストはベッド幅が広いだけでなく少しだけ床があり小さいサイドテーブルが置かれているようです。
どちらのクラスも個々に施錠はできません。ロールカーテン等の目隠しですのでキャビン内には貴重品入れがあります。
また、キャリーバッグ等の大きめな荷物はフロントで預かってもらいます。
それと他の方のブログにもありますが静かなせいもあり少しの音も気になりそうです。
ノートPCのキータッチ音も厳しい感じです。
部屋には32インチのテレビが設置されていますがこちらもフロントでヘッドフォンを無料貸し出ししていました。
カプセルホテルとの違いとしてははしごの上り下りがないことと上下がないのでカプセルホテルと違って上下の圧迫感は全くありませんでした。
最近はWi-Fi環境の他に電源環境も気になりますがコンセントが2つ付いていました。
個人的には2A対応の電車やバスにホテルなどはUSB端子をつけてくれるといいなと思うのですが贅沢ですね。
※掲載している写真はビジネスクラスのキャビンです
利用の流れ
ファーストキャビン博多はビルの8階にあります。ビルの2階にはドンキホーテが入っていますので日用品の買い忘れがあっても大丈夫ですね。
入り口からすでにファーストな雰囲気が(笑)
フロントでチェックインをします。
各部屋は施錠はできませんが、キャビンエリアへの出入りはチェックイン時に渡されるカードキーが必要になります。(上の写真でF24って書かれたカードホルダーです)
また、キャビンエリア自体が男性用と女性用に分かれているので女性の方も安心して利用ができます。
フロントの脇に椅子と机が置かれたロビーがあり私はそこでPCを使用していました。
キャビンには部屋着とタオル類が1組置かれています。
大浴場がありますので旅の疲れも癒やせます。
脱衣所にはコインランドリー(家庭用ドラム式洗濯乾燥機だったはず)がありますので数日の滞在でも大丈夫そうです。
キャビンエリア内とフロント脇に飲み物の自販機はあります。
食事は外で済ませた方がいいような雰囲気でした。
ロールカーテンを下ろして電気を消してゆったり睡眠です。他の方のブログ記事ではうるさくて寝られなかったなんて方もいるようです。
私は得意ではないですが耳栓とかを用意するのもいいかもしれませんね。
そして、最後はチェックアウト時にフロントで鍵を返して終了です。
利用料金は(いずれも博多の場合です)
ファーストクラスが5,600円/一泊
ビジネスクラスが4,600円/一泊
他にショートステイという使い方もできるようです。施設にもよるみたいですがベースとしてファーストクラスが1,000円/時でビジネスクラスが800円/時のようです。
あと、ショートステイは施設ごとに制限があるようですので事前に公式HPで確認が必要です。
特に羽田についてはショートステイが利用できない時間帯がありますので要注意です。
ファーストとビジネスの違い
私が今回利用したのはビジネスクラスでした。これでも十分睡眠を取るという点では問題はなかったのですが1,000円違いなら次回はファーストクラスを使ってみるかなぁと思っています。
実際には利用するシチュエーションで違ってくると思いますけどね。
飲み会の後で変えるのがめんどくさくなったなんていうならビジネスで十分だし、さらにショートステイだったらビジネスで十分ですよね。
全体の感想
ファーストキャビン博多はビルが地下鉄の中洲川端駅に直結です。空港まで1本ですので空港へのアクセスも便利です。今回は使いませんでしたがドンキホーテが真下にあるのも便利です。
福岡なら再度使うこともあるかなぁ。
ただ、ファーストクラス1泊5,000円を超えると普通に鍵付きのホテルも取れるかなぁって気もするので。。。たぶん、全体のスケジュールと他のホテルの価格動向で都度判断というところでしょうか。
ビジネスモデルとしては比較的単純そうですがビジネスホテルが十分安い地方都市にまんべんなく広まることはないかな。やはり都会のもともと宿泊費が高い地域で、カプセルホテルとビジネスホテルとの間の価格帯になりますね。
詳細は公式HPをご確認ください。