来週は2回目のSFC修行予定♩
空港で保安検査場や搭乗口を通るとき、皆さんはどのように通っているのでしょうか?
私はスキップサービスで、ガラケー時代はおサイフケータイをかざして通り、現在はiPhoneの画面にQRコードを表示してそれをかざして通っています。
何でおサイフケータイ機能を使わないの?
ふと、身の回りを気にしてみると電子マネーや電子クーポンが使えるところが増えてきています。
私は10年以上前にガラケーだったときから、おサイフケータイ機能を使ってSuicaやEdyを使ってました。
iPhone3Gを使い始めてからはおサイフケータイが使えないことが唯一と言っていい不満点でした。そのために、iPhoneとガラケーの2個持ち、途中からはAndroidスマホとiPhoneの2個持ちをしていました。
単純に金銭的な損得だけで考えると、財布を持つために基本料金を払っている訳なのでまったくのアホみたいな話しですが一度使うと手放せなくなるんですよね。
と、ここまで便利だと思う私のような人もいるのですが、まったく使ってない人もいる。
何でなんでしょうか?
私の電子マネー経歴
私の電子マネーデビューはほとんどの方と同じSuicaだったと記憶しています。
オレンジカードやイオカード(首都圏の年配の方じゃないと分からないかも・・・)からの自然な流れでSuicaが出たときに移行しました。
Suicaが登場した際は電子マネーではなくてIC乗車券って言ってましたね。
やっていることはイオカードとは変わらないのですが、チャージをすることでカードを再利用できたり、パスケースからカードを出さずにタッチアンドゴーできるあたりが新しかったです。
その後、おサイフケータイがドコモから登場した時はPHS(これも知らない人多いですかね)を使っていたり、携帯を買ったときにもソフトバンクだったりしたのでしばらくはおサイフケータイとは無縁な生活を送っていました。
いつだったかははっきり記憶していませんがEdyという電子マネーができること(すでにあったかも)とモバイルSuicaにほぼ同時期に興味を持ち、手持ちの携帯が対応するということではじめてみました。
ということで、電子マネースタートはモバイルSuicaとEdyだったわけです。
初期設定で苦労
ガラケーにおサイフケータイを設定するのはすごく苦労したという覚えがあります。
PCの販売などを仕事にしているので、パソコンやインターネットについては人様よりは少しはできるつもりなのですが、ろくな下調べもせずにはじめてみたらいろいろな登録が。。。番号入れろとかパスワードを決めろとか名前も住所も入れて。その前にはアプリをダウンロードしなければならないなど。。。当時はほんとに意味も分からず何も考えずやったのですが「設定めんどくさいな」しか記憶に残りませんでした。
そのときに思ったのは「これって詳しい人向けだな」ってことでした。
その後、機種変更で再び苦労することは当然知るよしもなしでした。
使い勝手は最高
そんな苦労の末に使用開始をしたのですが初期設定の大変さに比較して使い勝手は最高に良かったです。
当然のようにSuicaもEdyもクレジットカードを紐付けしていますので携帯からすぐにチャージができる。
Edyはかなり以前からコンビニで使えるところが多かったので日常的に使う機会も多かったです。
多少ビビりなところもあるので、オートチャージ的な機能は未だに使っていませんが携帯が通信圏内であれば残高確認やチャージがすぐにできるわけです。
支払時も財布の中から小銭を探したりお釣りをもらったりすることがないのでとってもスピーディーです。
小さな問題としては小銭が減らないことや500円玉貯金が進まなくなることがありました。
こんな便利なのですがSuicaが一気に普及したのとは反対にEdyはぜんぜん普及しませんでしたね。どこでも気軽に使えるのはコンビニくらいでした。
電子マネーの普及(乱立?)
使える場所がなかなか増えないことに不満がたまっていた頃、ついに電子マネー普及に向けた動きが出てきました。
私の期待とはまったく別の方向に向かってですが。。。
イオンやセブン&アイ・ホールディングスが電子マネーへ参入してきたのです。
WAONやnanacoの登場です。強力なポイント付与率のアップで利用者数も増えていきました。
しかし、複数の電子マネーを使うのはめんどくさい。。。。
しかも、これらはプラスチックカードです。財布の中のカードがまた増える???
イオンはまだ良心的でした。すぐにWAON以外にSuicaやEdy、QUICPayやiDは使えるようになりましたから。
セブンについてはnanacoが出た当時はセブンイレブンがないところに住んでいたので個人的には影響はなかったのですが、乱立することが「電子マネー、よくわからねぇ」を助長するようで批判的にみていました。
電子マネー諦めの心境に
上にも書いたとおり、私はiPhoneを日本で最初に出たiPhone3Gから使っていました。
最初の数年は、新型が出るたびにおサイフケータイが搭載されることを期待していましたが事情が分かってくるにつれて「これは無理だ。。。iPhoneに載ることはないな」と諦めの心境に達してました。
サブ機をガラケーからAndroidスマホに変え、セブンイレブンのあるところに住むようになりAndroid端末の中には モバイルSuica Edy nanaco QUICPayが収まり使い分けるようになっていました。
iPhoneにNFCが搭載されたときも記事を読んで、「こりゃダメだ」と早々に諦めて2個持ち生活をしていました。
FeliCa搭載のおサイフケータイ対応の機種が減りつつあることもあって、ガラケーの人が延命のために機種変更するのと同じように、2016年にはおサイフケータイのために機種変更までしたのですが。。。。
まさかのFeliCa版ApplePay
PCだけでなくiPhoneの販売にも携わっている関係で関連ニュースはこまめに見るようにしているのですが「ApplePayが2016年後半に日本でサービスイン?」そして春頃だったか「JR東日本がSuicaをグローバルケータイに対応させる(ようにがんばってる)」あたりの記事を見ても懐疑的だったのですが、2016年7月に業界では有名な携帯ジャーナリストの石川温さんの記事でにわかにiPhone7へのFeliCa搭載とSuica対応の期待が大きくなりました。
AppleによるiPhone7の発表会でSuica対応が発表されたときには会場のダダ滑り具合に関係なく久しぶりに興奮しました。
(アメリカでの発表会ですので会場の大半は日本人以外ですのでSuicaと聞いてもポカン?なわけです)
やっぱり設定は大変だった?
iPhone7に搭載された日本版ApplePay。簡単に言うと、モバイルSuicaとクレジットカードの電子マネー化でしょうか。
クレジットカードのApplePay登録は個人的には簡単でした。日本のおサイフケータイなんかよりよっぽど直感的で分かりやすいです。
(それでも、一般的なIT知識の人には煩雑でわかりにくいかな。。。)
Suicaの登録はかなりハマりました(汗)
私は、モバイルSuicaからの移行だったのですがサービス初日のサーバー落ちにあった後も上手くいかず、サポートセンターにも繋がらず「あーーー!」状態だったのですが3日目にようやくサポートセンターに電話が繋がり解決。使用開始となりました。
普通の人なら諦めてただろうと思います。
そして、現在はiPhoneのWalletアプリの中にはSuicaと3枚のクレジットカードとプリペイドカードのソフトバンクカードが登録されています。
結局、なんで使わないの?
個人的には①めんどくさい・よくわからない②なんだか不安③今困ってないし
この3つではないかと思っています。
①については如何ともしがたいところはあります。これはメーカーや販売店や決済業界全部の問題です。
メーカーは機能をつけたら終わり、販売店は売れたら終わり、決済業界はサービスを提供するだけ。
ユーザーに使ってもらうにはどうしたらいいかの視点が少ないです。
それと、ユーザーの不勉強もあると思います。新しい便利な道具をみても興味を示さない。勉強もしない。
ApplePayは従来のおサイフケータイに比較すると導入はかなり簡単になっていると思います。利便性や安全性を考えると使わないはやっぱりもったいない。
ただ、勉強したくてもわかりにくいのも事実です。できれば、続きの記事で少しでも分かりやすく使ってみたくなるような記事を書きたいと思います。